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発熱のメカニズム
|発熱について|発熱のメカニズム
発熱について 私たち人間の体温は、脳の視床下部(自律神経の中枢)というところにある体温調節中枢がコントロールして、ある一定の範囲内(=平熱)に保たれています。ここでは標準となる温度が設定されていて、その温度と実際の体温とが常に一致するように産熱、放熱の命令を発します。

熱は通常の安静時には、脳や心臓、肝臓などで産生されていますが、運動する時には主に筋肉によって産生されます。運動により熱の生産量が多くなり過ぎるため、熱の放散が必要になります。運動すると汗をかくのは、汗によって熱を外に出すためなのです。また、外気の温度が高くなったときは、体温を一定に保つように放熱するため発汗し、逆に寒いときにブルブルと震えるのは、筋肉を動かすことにより体温を上げるためです。鳥肌が立つのは、皮膚からの熱放散を抑えるために毛穴が閉じるのです。
体温を調節するしくみ
体温を調節するしくみ
    そして、なんらかの原因で、体温が平常より1℃以上高くなった場合を発熱と言います。しかし実際には、「何度あるか」ということは勿論ですが、「普段の熱に比べて何度高くなっているか」ということが重要です。発熱があると、何度まで熱が上がったかということだけに、気を取られがちですが、それだけでなく、「熱がどのように変化しているか、どのくらいの期間続いているか」に注意して、冷静に観察することが大切です。

発熱は大きく分けて2タイプあります、ひとつは身体にウイルスや細菌が入り、それを退治するために体温中枢の指令によって体温を上げる場合で、もうひとつは熱中症、中枢性発熱、脳腫瘍、脳血管障害など、体温の制御が不能になって熱が高くなる場合です。

ここでは、発熱の原因でもっとも多い、感染による発熱のメカニズムについてご説明します。
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