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発熱の対処法
|熱を上手にコントロール|発熱時に避けること鎮痛薬を使うには
発熱のメカニズムを理解して、上手に対処しましょう 発熱したからといって、体温を無理に下げようとすると、免疫力の活性化をさまたげ、逆効果になってしまいます。まず、ご自分の平熱を把握し、発熱時には熱の出方をよく観察して、うまくコントロールすることが大切です。無理に熱を下げようとするのではなく、症状をよく観察して、適切に対処しましょう。
ただし、微熱が続く場合には、重大な疾患が隠れている可能性もありますので、注意が必要です。また、発熱以外の症状がある場合には、早めに医師の診断を受けてください。
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感染による発熱をコントロールする対処法 熱の出方を観察して、前兆期上昇期ピーク期下降期といった状況に合わせてコントロールすることが大切です。
前兆期
身体から体温を逃がさない
悪寒や震えによって、身体が体温を上げようとしているときです。体温を逃がさないよう保温性の高いウールなどの素材の寝巻きや、寝具をしっかり掛けるとともに、室温も高めにして休みましょう。
上昇期〜ピーク期
ビタミンCの摂取
発熱によって、免疫細胞の働きが活発になっています。免疫細胞が働くとビタミンCが通常の5倍近く失われます。レモネードやホットレモンといったホットドリンクでビタミンCを補給してください。胃腸の機能が低下しているので、ドリンクの方が摂取しやすいでしょう。
解熱薬の服用に注意
解熱薬は温熱中枢に働きかけ、設定温度を下げさせる効果があります。設定温度が下がれば、確実に体温が下がり、体も楽になります。しかし、そのために免疫体の活動に必要な温度が提供できず、ウイルスや細菌退治が中途半端になって、治癒まで時間がかかったり、ぶり返したりするケースがあります。できるだけ、このタイミングでの解熱薬の服用は避けましょう。
ただし、熱が高いとそれだけ体力の消耗も激しいため、39℃以上の熱が続く場合や体力の消耗が激しいときは、用量を守って服用してもよいでしょう。また、本来なら、しっかり熱を出して菌を退治し、そのあと体力が回復するまでゆっくり休むのが理想ですが、仕事などで休めない場合は、早めに解熱薬を使って熱を下げ、体力を保つのもひとつの方法です。その分、治るのに時間がかかるので長期戦の構えが必要になります。
なお、乳幼児などの場合は、自己判断で解熱薬を飲ませたりせずに、医師の診察を受けることをおすすめします。
下降期
汗を拭き取り、こまめに着替える
大量に汗をかくので、タオルなどで汗を拭き取り、こまめに着替えをしましょう。衣類やシーツは汗を吸いやすいコットンなどの素材を使うとよいでしょう。このとき、汗で濡れた衣類を長時間身に付けていると、体温が平熱まで下がった後も身体が冷え、新たなウイルスや細菌の侵入につながりますので、気をつけましょう。体力が落ちているときなので、とくに用心が必要です。
水分を補給する
汗で体の水分が奪われるので、こまめに補給しましょう。発汗だけなら水でも十分ですが、嘔吐や下痢をともなうときはミネラルも流出するので、積極的にミネラルドリンクを取ることをおすすめします。その際、子どもに大人用のスポーツドリンク類を飲ませると濃度が濃すぎて、かえって脱水症状を起こすことがあるので注意してください。子ども専用のものを飲ませましょう。
なお、大人の場合でも、利尿効果のあるカフェインは避けたほうがよいでしょう。
体を冷やして解熱を補助
できるだけ早く温熱中枢が設定した平熱に戻るように、体を冷やしましょう。頭を冷やすよりも動脈の通っている腋や首筋、足への血管が通っている鼠経部(太もものつけ根)を冷やしたほうが効果的です。
解熱薬を服用する
できるだけ早く平熱に戻すために、解熱薬を使うのもひとつの方法です。この段階ならば、温熱中枢の設定温度も平熱になっていますし、熱を下げることで免疫細胞の活動を阻止するおそれもありません。
>> 市販の解熱鎮痛薬の詳しい情報は「薬の対処法」をご覧ください。
解熱後
できる限り安静に
細菌やウイルスとの戦いによって体力が消耗しているときなので、できるだけゆっくり休養しましょう。
食事は消化のよいものを
胃の機能が低下していますから、食事は消化のよいものを選んでください。
3日間は、スポーツ、飲酒は避ける
熱が下がってから最低3日は、体育や部活動などのスポーツや体力を使う仕事、無理な残業、飲酒は避けましょう。万が一、ウイルス性心筋炎を起こしていた場合には、命にかかわるケースがあります。
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ウイルス性心筋炎
ウイルス性心筋炎=ウイルスに感染したことによって、心臓の筋肉に炎症が起こる病気です。
それまで心臓に異常がなかった人に、かぜの症状(発熱、せき、頭痛、倦怠感など)や消化器症状(嘔吐、腹痛、下痢など)に引き続いて、動悸、胸痛、呼吸困難、不整脈、失神発作などの症状が出るのが特徴。発症に気づかないまま激しいスポーツなどで心臓に負担をかけてしまった場合、最悪、死に至ることもあります。
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