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肩こり・筋肉痛のメカニズム
肩こりについて|肩こりの原因|筋肉痛のメカニズム
肩こりの主な原因
姿勢
毎日の何気ない姿勢や動作が肩こりの原因になったり、痛みを引き起こす引き金になる場合があります。
【正しい姿勢】
正しい姿勢 頭の重みが骨格支持組織や筋肉にバランスよくかかっている姿勢。
肩関節も正しい位置にあるので、背中の筋肉に腕の重みの負担がかかりません。
【肩こりになりやすい姿勢】
肩こりになりやすい姿勢 頭が前に傾いていると、頭の重みで背中の筋肉が伸ばされます。それを直すために筋肉が縮まろうとするため、首から肩、背中にかけての筋肉が疲労して肩こりの原因になります。

また、肩関節が前方にずれているため、腕が首から肩の筋肉にぶら下がっている状態になり、片寄った負担を筋肉にかけることになります。
デスクワーク
机に向かっていると、どうしても前屈みになりがちです。背中が丸くなると、頭の重さで背中の筋肉が伸ばされる一方、その姿勢を戻そうと筋肉を縮ませる力も働き、肩や背中の筋肉がガチガチになってしまいます。また、背中が丸まっていることによって、肩関節も前方に移動するため、腕の重みが筋肉に片寄ってかかるようになります。特にパソコンは、肘から上を動かすことがなく、長時間同じ姿勢を続けることが多いため、肩こりの原因になります。
肘まくら
寝転がって肘まくらをしてテレビを観るなどの姿勢は、首や肩、背中に相当な負担がかかります。また、新聞を床に広げて読むのも前屈みの姿勢になるので、首・肩・腰に負担がかかって肩こりの原因になります。
生活環境
冷房の効きすぎ
冷房が効きすぎている部屋に長時間いると、身体が冷えて、血行が悪くなり、肩こりの原因になります。オフィスなど自分で温度調整ができない場合は、スカーフを巻くなどして対処しましょう。
枕が合っていない、敷き布団が柔らかすぎる
枕が高すぎたり、低すぎたり、また柔らかすぎると、首に負担がかかります。首を支えているのは肩なので、首がこったり、痛んだりすると、当然、肩にも影響が出ます。最近は、固さや高さを選べるオーダーメイドの枕など種類も豊富です。枕を買い換えてみるのもよいでしょう。枕を替えただけで、長年の肩こりから解放されたという人もいます。また、柔らかすぎるマットレスや敷き布団も体が沈むため姿勢を悪くする要因になります。
メガネの度が合っていない
度が合っていないメガネも要注意。物を見るときに目の筋肉に必要以上の力が入るため、眼精疲労を起こして、肩こりの原因になります。また、最近は必要以上に矯正しすぎて度の強いメガネを使用し、副交感神経と交感神経のバランスが崩れて、肩こりや頭痛を起こしているケースも多くみられます。
体型や体質による肩こり
猫背の人
いつも背中が丸まっているため、頭の重みが首や肩にかかり、たえず筋肉が緊張し、血管や神経が締め付けられている状態になります。したがって、筋肉が疲労し、肩こりが続くことになります。
特に背の高い人は猫背になりやすいので、姿勢に注意してください。なお、猫背は姿勢矯正をすることも可能です。
なで肩の人
肩の傾斜が大きいために、腕を支える負担が他の人以上に肩にかかります。日常動作で腕を上げ下げするにも余分な緊張が生じ、肩こりを起こしやすいので、注意しましょう。なで肩の人は、特に肩まわりの筋肉を鍛えることを心掛けてください。
精神的な緊張
ストレス
大事な会議や面接、結婚式でのスピーチなど、緊張する場面では体が固くなってしまいます。そのような精神的なストレスをともなう緊張も肩こりの原因になります。心配ごとが片付いたときに「肩の荷がおりた」といいますが、それだけ肩とストレスは関連性があるというわけです。
また、心身症や神経症の人は心配しすぎたり、こだわりすぎるなど、常に精神的に緊張していることから、筋肉が固くなって肩がこりやすい状態にあります。
老化による肩こりの病気
四十肩、五十肩
正式には肩関節周囲炎と呼ばれる病気で、名前のとおり40〜50代に多く発症します。徐々に肩にしびれや痛みが起こるようになり、ついには腕が上がらない、回せない、明け方に痛みで目覚めてしまう、という症状が起こるようになります。そうなると、着替え、ブラッシング、高い所のものを取るのがつらくなり、日常生活に支障をきたすことにもなります。

ひどいときは、寝返りでも目が覚めるほどの痛みを感じることがあります。そのような場合は、整形外科の診断を受けることをおすすめします。病院に行くまでの痛みを抑えるには、市販の鎮痛薬を服用するのもひとつの方法です。
>> 市販の解熱鎮痛薬の詳しい情報は「薬の対処法」をご覧ください。
肩以外の異常で起こる肩こり
肺や心臓、胃腸や肝臓などに疾患があると、その症状が肩こりとなって現れる場合があります。また、貧血や低血圧の人は、筋肉中に十分な酸素が届きにくいので、筋肉への負担が少なくても肩こりの症状が出やすい傾向にあります。そのほか、歯の噛み合わせが悪いことなども肩こりの原因となります。

これらの症状で肩がこっている場合は、いくらマッサージなどをしても根本的な改善にはなりません。肩や首に特に負担をかけていないのに肩がこるような場合は、一度専門医の診察を受けてみることをおすすめします。
腕や手にしびれが出るようなひどい肩こりが長期間続くような場合は、整形外科の診察を受けることをおすすめします。
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