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歯痛のメカニズム
歯痛について|主な要因|
歯痛の主な要因 歯の痛みには大まかにいって2つあります。1つは歯自体の痛み、もう1つは歯の周り、つまり歯肉とか歯槽骨の炎症による痛みです。

歯痛の主な要因となるものを、いくつかご説明します。
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歯痛の
メカニズム
歯の構造と歯の痛みのメカニズムについて、ご説明します。
虫歯
【虫歯(代表例)】
虫歯(代表例)
虫歯は、ミュータンス菌(虫歯菌)などによる感染症の一種です。

ミュータンス菌などの細菌は、糖質からねばねばした不溶性グルカンという物質を作ります。この不溶性グルカンが歯にこびりつき、歯垢となります。さらに、ミュータンス菌は糖分を食べて乳酸を出し、それが歯垢にたまって歯を溶かします。これが、虫歯です。
虫歯もごく初期の状況であれば、痛みはほとんど感じません。それが象牙質にまで進むと、象牙質にある細い管を介して痛みの刺激が伝えられるようになりますから、「冷たい物、甘い物がしみる」「ブラシや糸ようじが触れると痛む」というのは、この状態だと考えられます。このときまでに、歯科医院に行って治療を受ければ、そんなに苦しむことなく、短期間で虫歯を治すことが可能です。

我慢していると、次には「温かい物がしみる」「夜になるとズキズキ痛む」という状態になります。これは虫歯の菌が歯随にまで達してしまったことを示すサイン。歯随には神経だけでなく、血管も通っているので、熱い物を口に含むと血管が拡張して、中の圧力が高まるため痛みを感じるようになります。また、夜になると痛くなるのは、夜間は免疫力が弱まり虫歯の原因菌の力が強くなるためです。
歯随にまで達した虫歯をそのままにしていると、菌に侵された神経が死んでしまったり、腐ったりします。残っている神経が少なくなると、普段は痛みを感じなくなります。
やがて、菌が神経の管の中で増殖して、管の中が膿だらけになり、「噛むとひびく」「何もしなくてもズキズキ痛む」「鎮痛薬がなかなか効かない」といった症状になります。それがさらに進むと、管の中だけでなく、歯を支える骨の中にまで膿の袋ができ、「歯ぐきはもちろん、頬やリンパまで腫れた」といった状態にまでなってしまいます。

ここまでひどくなると、歯の神経はもちろん、歯そのものまで抜かなければなりません。
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歯周病(歯槽膿漏)
歯周病(歯槽膿漏)
歯周病(歯槽膿漏)
歯と歯ぐきの間から歯周病菌が入り込んで、歯ぐきや歯の周囲の組織を破壊してしまう病気です。原因となるのが、プラーク(歯垢)の中にいる細菌です。歯と歯の間に残った「食べカス」などを栄養源にして、繁殖していくのです。

この細菌が毒素を出して、歯ぐきや歯を支えている骨を侵すことで、歯ぐきが炎症を起こして腫れて痛み、最後には歯が抜け落ちてしまいます。中高年が歯を失う原因のほとんどは、この歯周病と考えられます。

初期の歯周病は痛みなどの自覚症状はほとんどありません。痛み出すのはかなり進行してからです。また、疲労などが原因で免疫力が低下したとき、細菌に感染して急性の歯周病になり、急激に痛み出すこともあります。
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歯が破折している(折れたり欠けたりする)
歯が破折している(折れたり欠けたりする) 何らかの原因で歯が折れたり欠けたり、ヒビが入ったように見える場合、破折した部分が歯髄に達していると、何もしていない状態でも激しく痛みます。

歯の表面にヒビのような線が見えたり、その部分から歯が動くときは、歯が破折している可能性が高いのです。また、痛みがあるのに自分では確認できないときは、根の部分で折れていることが考えられますが、レントゲン写真で調べないと分かりません。

歯が折れる原因としては、外因性の衝撃のほか、歯ぎしりなどがあげられます。
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親知らず
親知らず 「親知らず」は、正式には第三大臼歯と呼ばれる歯で、生える時期は10代後半〜20代後半と個人差があり、人によっては生えないこともあります。正常に生えれば問題ないのですが、斜めに生えたり、水平に埋まっていることがあり、そのため、さまざまな痛みなどのトラブルを起こす原因になります。

もっとも多いのは、半分歯ぐきの中に埋まってしまったり、傾いた状態で生えたために起こるトラブル。親知らずの周囲の歯ぐきに食べカスがたまりやすくなるため、体調を崩すなどして免疫力が低下すると炎症を起こし、歯ぐきが腫れて痛みをともないます。

そのほか、生えた親知らずが反対側の歯ぐきにぶつかって傷つけたり、第二大臼歯(親知らずのひとつ前の歯)を押し出して痛んだり、かみ合わせが悪くなるなど、骨の中にある親知らずが慢性的な不快感の原因になります。
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